精選版 日本国語大辞典 「御茶子」の意味・読み・例文・類語
お‐ちゃのこ【御茶子】
〘名〙 (「お」は接頭語)
※御湯殿上日記‐文明一〇年(1478)八月二七日「かち井殿御まいり、御ちやのこ、御ちやまいる」
③ (形動)(茶請けとして出される茶菓は腹にたまらないところから) 容易にできること。たやすいこと。お茶の子さいさい。朝めし前。
おちゃ‐こ【御茶子】
〘名〙
※歌舞伎・敵討天下茶屋聚(1832)二つ目「『アレアレ、何者か参りまする』『烏でないか』『イヤ、お茶子でござりまする』」
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