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憚る(読み)ハバカル

デジタル大辞泉の解説

はばか・る【×憚る】

[動ラ五(四)]
差し障りをおぼえてためらう。気がねする。遠慮する。「世間体を―・る」「他聞を―・る」「だれにも―・らず自由に生きる」
幅をきかす。増長する。いばる。「憎まれっ子世に―・る」
いっぱいに広がる。はびこる。
「一間(ひとま)に―・るほどの物の面(おもて)出で来てのぞき奉る」〈平家・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

はばかる【憚る】

( 動五[四] )
さしさわりがあるとして、さしひかえる。遠慮する。 「人目を-・る」 「あたりを-・らぬ高歌放吟」 「外聞を-・る」
障害にあって進むことをためらう。 「富士の嶺を高み恐かしこみ天雲もい行き-・り/万葉集 321
はばをきかせる。大きな顔をする。 「憎まれっ子世に-・る」
いっぱいに広がる。はびこる。 「弥陀の身も天のみ空に-・りてよもせばしとや思ひしるらむ/散木奇歌集」 〔
は、「幅」を活用させた語とも、「はびこる」からともいう〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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