心神(読み)シンシン

デジタル大辞泉 「心神」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心神」の意味・読み・例文・類語

しん‐しん【心神】

  1. 〘 名詞 〙 こころ。精神。気分気持。魂。神心
    1. [初出の実例]「跪開封函、拝読芳藻、心神開朗、似泰初之月」(出典万葉集(8C後)五・八六四右詞文)
    2. 「只今、更に音楽有る事无し。此は何に宜ふ事ぞ、と。師の云く、我、心神不変ず、正しく音楽の音有り」(出典:今昔物語集(1120頃か)一五)
    3. [その他の文献]〔魏書‐釈老志〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「心神」の読み・字形・画数・意味

【心神】しんしん

こころ。晋・左思〔招隠詩、二首、二〕經始す、東山の廬 果下、自ら榛(しん)(叢木)をす 泉井り 聊(いささ)か心を瑩(みが)くべし

字通「心」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む