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志野宗信 しのそうしん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

志野宗信
しのそうしん

[生]?
[没]文明12(1480).8.18.
香道,志野流の祖。名は以実,通称は三郎右衛門,号は宗信,松隠軒。8代将軍足利義政から香の式を考案するよう命を受け,御香所預の三条西実隆に薫物合 (たきものあわせ) の法を聞いて,牡丹花肖柏,僧宗祇らと相談して定めたといわれる。

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デジタル大辞泉の解説

しの‐そうしん【志野宗信】

室町中期の香道家。志野流の祖。磐城(いわき)の人。通称、三郎右衛門。三条西実隆に香道を学び、足利義政(あしかがよしまさ)に仕えた。生没年未詳。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

志野宗信 しの-そうしん

1442/45-1523 室町-戦国時代の香道家。
嘉吉(かきつ)2/文安2年生まれ。足利義政の近習。三条西実隆(さねたか)とともに香合(こうあわせ)などをもとに香道を創始。文亀(ぶんき)2年(1502)連歌師肖柏らをまねき自宅で名香合をひらく。村田珠光(じゅこう)とも交遊があり,歌や茶にもすぐれた。大永(たいえい)3年8月1日死去。79/82歳。名は以実。通称は三郎左衛門。別号に松隠軒,花香舎。姓は篠とも。

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朝日日本歴史人物事典の解説

志野宗信

没年:大永3.8.1(1523.9.10)
生年:嘉吉2(1442)
室町時代の香道家。生年は一説には文安2(1445)年ともいう。志野流の開祖。通称三郎左衛門。号は松隠軒。名香合の隆盛期に活躍したとされるが伝記は不詳。『宗信名香合記』は文亀2(1502)年の三条西実隆の跋文があり,両者の交友があったものと推定される。『志野宗信香之筆記』には香道の心得88カ条の記事があるが,史料批判の必要がある。志野流は宗信の子宗温に引き継がれた。宗温は参雨斎とも称し,多数の門弟を持ったが,その流派志野流は弟の宗巴と弟子の建部隆勝に受け継がれ,さらにその門弟の蜂谷家に継承されて今日に至っている。<参考文献>一色梨郷『香道のあゆみ』

(熊倉功夫)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典 第2版の解説

しのそうしん【志野宗信】

?‐1523(大永3)ころ
香道志野流の始祖。号は松隠軒,名は三郎左衛門。嗣子は参雨斎又三郎宗温祐憲,3代目は不寒斎省巴弥二郎信賢。省巴の奥州退去により建部隆勝の推挙を受けて蜂谷宗悟が志野流4代目となり,以後蜂谷家が継承している。宗悟の《香道軌範》によると,宗信は足利義政の近習で,歌や茶にもたしなみ深かったという。三条西実隆と宗信等により,香合(こうあわせ),炷継香(たきつぎこう)をもとに香道が創成された。香道史上名高い《五月雨之記》にある香合は宗信邸で催されたと伝えられている。

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大辞林 第三版の解説

しのそうしん【志野宗信】

室町中期の香道「志野流」の始祖。通称、三郎右衛門。号、花香舎・松隠軒。子の宗温、孫の省巴と共に茶道でも著名。生没年未詳。

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世界大百科事典内の志野宗信の言及

【香道】より

…創成者たちの教養を反映させながら,沈香木の幽佳と文学的主題とが結合した組香という日本独特の試みが香道の中心となるのである。
[流派]
 香道家の伝承では三条西実隆が志野宗信や相阿弥とともに香道創成に尽力したとされている。実隆から三条西家の代々そして烏丸光広など堂上公卿に伝わった流派は10代目に伯家神道白川家学頭猿島帯刀家胤にいたって地下に伝わり,三条西流または御家流と呼ばれた(図a)。…

【結び】より

…平安中期以降,花結びは上流の女性のたしなみの一つとして,和歌や習字などとならんで必須のものとされた。足利義政の時代に香道の志野宗信によって花結びの手法が新しく考案され,それまでは婦女子だけのものであったものが,茶人および香人も必ず知らねばならぬものとなった。基本的なものとして〈あげまき結び〉〈あわび結び〉〈けまん結び〉など数十種をあげることができる。…

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