デジタル大辞泉
「悲しむ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かなし‐・む【悲・哀・愛】
- 〘 他動詞 マ行五(四) 〙
- ① かなしく思う。なげく。あわれむ。転じて、単に心情をあらわすだけでなく、それをあらわす行為をも含めた意味で用いられることもある。哀願する。
- [初出の実例]「天恩矜み憫(カナシム)で降(くた)すに良医を以てす」(出典:大慈恩寺三蔵法師伝承徳三年点(1099)九)
- 「烏の群れゐて池の蛙をとりければ、御覧じかなしませ給ひてなん」(出典:徒然草(1331頃)一〇)
- ② ( 愛 ) いとおしむ。いとしがる。
- [初出の実例]「月満て端正美麗なる男子を産ば、父母、此を悲み愛して」(出典:今昔物語集(1120頃か)二六)
- 「焼野の雉子子を思ふがごとく、妻をあはれみ老母をかなしみ」(出典:浮世草子・好色五人女(1686)四)
- ③ 感動をもよおす。心を打たれる。
- [初出の実例]「おやの心かはりたるにより、一人あるをのこいたづらになしたることをおもしろうつくれり。ひと山の人かなしみののしる」(出典:宇津保物語(970‐999頃)菊の宴)
悲しむの語誌
→「かなしぶ(悲)」の語誌
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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