痛嘆(読み)ツウタン

デジタル大辞泉 「痛嘆」の意味・読み・例文・類語

つう‐たん【痛嘆/痛×歎】

[名](スル)ひどく嘆き悲しむこと。痛切な嘆き。
「フロレンスの死別を―し」〈織田訳・花柳春話
[類語]嘆く悲しむ愁えるかこたんずる悲嘆愁嘆嗟嘆さたん嘆息長嘆悲しみ傷心痛哭哀傷感傷慨嘆嘆き嘆き明かす嘆き悲しむ

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精選版 日本国語大辞典 「痛嘆」の意味・読み・例文・類語

つう‐たん【痛嘆・痛歎】

  1. 〘 名詞 〙 ひどく嘆き悲しむこと。大息。
    1. [初出の実例]「フロレンスの死別を痛歎(ツウタン)し」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉六四)

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普及版 字通 「痛嘆」の読み・字形・画数・意味

【痛嘆】つうたん

深く嘆く。

字通「痛」の項目を見る

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