万感(読み)バンカン

デジタル大辞泉 「万感」の意味・読み・例文・類語

ばん‐かん【万感】

心にわき起こるさまざまの思い。「万感胸に迫る」
[類語]思い想念思念ねん気持ち感懐感想所懐胸懐心懐胸中心中しんちゅう心事心情心境感慨偶感考え思考思索一存一喜一憂哀歓悲喜悲喜交交泣き笑い

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精選版 日本国語大辞典 「万感」の意味・読み・例文・類語

ばん‐かん【万感】

  1. 〘 名詞 〙 いろいろの思い。さまざまの感慨。
    1. [初出の実例]「詩朋相引忽連襟。閑翫冬光万感侵」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)五・冬日即事〈藤原茂明〉)
    2. 「万感(バンカン)胸に集まり」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉中)
    3. [その他の文献]〔謝霊運‐入彭蠡湖口作詩〕

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普及版 字通 「万感」の読み・字形・画数・意味

【万感】ばんかん

あらゆる思い。南朝宋・謝霊運〔彭蠡湖口に入る〕詩 春(く)れて、野秀で 巖(いはほ)高くして、白雲屯(あつま)る 千念日夜に集(つど)ひ 感、昏に盈(み)つ

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