手が後ろに回る(読み)テガウシロニマワル

デジタル大辞泉 「手が後ろに回る」の意味・読み・例文・類語

うしろにまわ・る

後ろ手にしばられるところから》悪事を働いて捕らえられる。「使い込みが発覚して―・る」
[類語]逮捕検挙挙げる召し捕る捕まえる捕る捕らえる引っ捕らえる取り押さえる生け捕るからめ取る引っくくとらまえる捕獲する拿捕だほする捕縛する検束するぱくるしょっぴく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手が後ろに回る」の意味・読み・例文・類語

て【手】 が 後(うし)ろに回(まわ)

  1. ( 後ろ手にしばられるところから ) 罪人として警察などにとらえられる。
    1. [初出の実例]「支配人は全額を要求するしできなければ手がうしろへまわる」(出典:青べか物語(1960)〈山本周五郎〉毒をのむと苦しい)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android