打当てる(読み)ウチアテル

デジタル大辞泉 「打当てる」の意味・読み・例文・類語

うち‐あ・てる【打(ち)当てる】

[動タ下一][文]うちあ・つ[タ下二]打ちつける。強くぶつける。「ひじ箪笥たんすの角に―・てる」
[類語]当てるぶつける打ち付ける突き当てる突っかかる突っかける衝突激突命中的中百発百中体当たり一撃打撃強打痛打連打乱打滅多打ち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「打当てる」の意味・読み・例文・類語

うち‐あ・てる【打当】

  1. 〘 他動詞 タ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]うちあ・つ 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙
  2. 物と物とをぶつける。物を飛ばして目標にぶつける。
    1. [初出の実例]「かゆの木ひきかくして〈略〉いかにしたるにかあらん、うちあてたるは、いみじう興ありて」(出典:枕草子(10C終)三)
  3. 目ざしたとおりにする。思いどおりにする。
    1. [初出の実例]「サイノ メヲ vchiateta(ウチアテタ)」(出典日葡辞書(1603‐04))
  4. ( 「うちあてて」の形で副詞的に用いる ) 直接に言う。面と向かって言う。
    1. [初出の実例]「こてふ〈略〉けやけうめんじゃうに打あてて物いふ事也」(出典:花屋抄(1594))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む