デジタル大辞泉
「突当てる」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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つき‐あ・てる【突当】
- 〘 他動詞 タ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]つきあ・つ 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 - ① はげしく突いてあてる。勢いよくぶつける。
- [初出の実例]「此の国は石堅く杌堅く、触(ツキアツレバ)物を損ず」(出典:東大寺諷誦文平安初期点(830頃))
- 「門前なる李の木にかしらをつきあて、うちくだいてぞ死にける」(出典:平家物語(13C前)五)
- ② あてがってつける。頭を下げて床などにつける。
- [初出の実例]「女は舟底にかしらをつきあてて、音をのみぞ泣く」(出典:土左日記(935頃)承平五年一月九日)
- ③ 捜しあてる。見つけ出す。
- [初出の実例]「どうしておれが爰に居るのを突当(ツキア)てて来たのだ」(出典:歌舞伎・龍三升高根雲霧(因果小僧)(1861)序幕)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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