デジタル大辞泉 「ぶつける」の意味・読み・例文・類語 ぶつ・ける [動カ下一]《「ぶっつける」の音変化》1 物を投げて当てる。「壁にボールを―・ける」2 身体や物を他の物に打ち当てる。「机にひざを―・ける」「車を―・ける」3 自分の感情などを、相手に包み隠さずに言う。「怒りを―・ける」「本音を―・ける」4 あえて取り組ませる。対象に積極的に向かわせる。「有力候補に新人を―・ける」[類語]当てる・打ち付ける・打ち当てる・突き当てる・突っかかる・突っかける・衝突・激突・命中・的中・百発百中・体当たり・一撃・打撃・強打・痛打・連打・乱打・滅多打ち 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「ぶつける」の意味・読み・例文・類語 ぶつ・ける 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙① 物を投げてあてる。また、激しくうちあてる。ぶっつける。[初出の実例]「『フリゲート』時代のやうに艦と艦を衝触(ブツケ)んかな」(出典:別天地(1903)〈国木田独歩〉下)② 感情や意見などを遠慮や気がねなしに相手に激しく表わす。ぶっつける。[初出の実例]「親しみをいきなりぶつけてきたというふうに受けとらなくては」(出典:後裔の街(1946‐47)〈金達寿〉三)③ あえて争わせる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例