痛打(読み)ツウダ

デジタル大辞泉 「痛打」の意味・読み・例文・類語

つう‐だ【痛打】

[名](スル)
相手に精神的、肉体的に痛手となる打撃を与えること。また、その打撃。「相手の弱点痛打する」
野球で、鋭い一打を放つこと。また、その打撃。「救援投手痛打を浴びる」
[類語]当てるぶつける打ち付ける打ち当てる突き当てる突っかかる突っかける衝突激突命中的中百発百中体当たり一撃打撃強打連打乱打滅多打ち

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精選版 日本国語大辞典 「痛打」の意味・読み・例文・類語

つう‐だ【痛打】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 相手に肉体的、精神的に激しいショックを与える打撃。また、そのような打撃を与えること。
    1. [初出の実例]「守兵の突出は必ずや独軍に向って大痛打(ツウダ)を与へたに違ひない」(出典雑嚢(1914)〈桜井忠温〉八)
  3. 野球で、痛烈な一打を放つこと。また、その打撃。
    1. [初出の実例]「痛打(ツウダ)を蒙って敗れたけれど」(出典:熱球三十年(1934)〈飛田穂洲〉平凡な大投手)

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