デジタル大辞泉 「重訳」の意味・読み・例文・類語 じゅう‐やく〔ヂユウ‐〕【重訳】 [名](スル)原語から直接に翻訳するのでなく、一度他の外国語に翻訳されたものを通して翻訳すること。また、その翻訳したもの。ちょうやく。「グリム童話を英語訳から重訳する」[類語]翻訳・訳・訳出・訳する・適訳・名訳・抄訳・直訳・和訳・邦訳・完訳・全訳・誤訳・意訳・逐語訳・対訳・定訳・新訳・初訳・改訳・点訳・翻案・吹き替え ちょう‐やく【重訳】 [名](スル)「じゅうやく(重訳)」に同じ。「日本語に之を―して」〈石橋忍月・罪過論〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「重訳」の意味・読み・例文・類語 じゅう‐やくヂュウ‥【重訳】 〘 名詞 〙 原文の翻訳文を、さらに他の国語に翻訳すること。原語を翻訳した外国文から、さらに翻訳すること。また、そのもの。ちょうやく。[初出の実例]「イキリス文解すべからず。諳厄利亜寄語の書に就て之れを重訳すれば、左の如きことにもやと思はる」(出典:捕影問答(1807‐08)前) ちょう‐やく【重訳】 〘 名詞 〙 原文の翻訳文を、さらに他の国語に翻訳すること。二回以上、翻訳を重ねること。また、そのもの。転じて、遠くへだたることのたとえにも用いる。じゅうやく。〔広益熟字典(1874)〕 〔史記‐三王世家〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「重訳」の読み・字形・画数・意味 【重訳】ちようやく 通訳を重ねる。〔漢書、平帝紀〕元始元年春正、越裳氏、重譯して白雉一・雉二を獻ず。詔して、三をして以て宗にめしむ。字通「重」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報