指嗾・使嗾(読み)しそう

精選版 日本国語大辞典 「指嗾・使嗾」の意味・読み・例文・類語

し‐そう【指嗾・使嗾】

〘名〙 指図して行なわせること。そそのかすこと。けしかけてつかうこと。また、そのもの。しぞく。
日本外史(1827)五「当時所謂武士者、狃其豢養、供其使嗾
坊っちゃん(1906)〈夏目漱石一一順良なる生徒を使嗾して此騒動を喚起せるのみならず」 〔蘇軾‐石鼓詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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