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採桑老 サイソウロウ

デジタル大辞泉の解説

さいそうろう〔サイサウラウ〕【採桑老】

雅楽。唐楽盤渉(ばんしき)調で古楽の中曲。舞は一人舞で、老翁の面をつけ、鳩杖(はとづえ)をついて、歩行も耐えがたい姿で舞う。さいしょうろう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

さいそうろう【採桑老】

雅楽の管絃舞楽の曲名。唐楽,盤渉(ばんしき)調,一人舞。別名《採桑子》ともいう。番舞(つがいまい)は《新靺鞨(しんまか)》。高麗楽という説もある。舞は久しく絶えていたが,1962年復活上演された。老いたの面(能の翁を思わせる)をつけ,牟子(むし)という頭巾の後に笹の葉をさして白の直衣に紫の袍という《採桑老》用の装束を着る。下鞘(しもざや)と薬袋(やくたい)を腰に下げ,鳩杖をつき,係物(かかりもの)という介添人に助けられながら登場。

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大辞林 第三版の解説

さいそうろう【採桑老】

雅楽の一。左方。盤渉ばんしき調。舞楽は廃絶したが、一人舞で、老翁の面をつけ、鳩杖はとづえをつき、老衰で歩行に苦しむさまを舞ったという。さいしょうろう。採桑子さいそうし

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