デジタル大辞泉 「推古時代」の意味・読み・例文・類語 すいこ‐じだい【推古時代】 飛鳥あすか時代の中で、特に推古天皇の時代。聖徳太子が摂政として、冠位十二階の制定、憲法十七条の発布、国史の編纂へんさんなどを行い、また、仏教の興隆に尽くした。法隆寺などが建立され、仏像の彫刻も行われて、美術工芸が発達した。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「推古時代」の意味・読み・例文・類語 すいこ‐じだい【推古時代】 飛鳥(あすか)時代の中で、特に推古天皇の時代(五九二‐六二八)をさしてよんだもの。聖徳太子が皇太子・摂政となって、蘇我馬子とともに数多くの事業を行ない、日本の古代文化は飛躍的に発展した。政治的には氏姓国家より律令国家へ移る過渡的時期に当たる。推古。推古朝。→推古天皇・飛鳥時代。[初出の実例]「推古時代の美術の精を」(出典:日本美術史(1891頃)〈岡倉天心〉推古時代) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例