被教育者の成長可能性に向けられた教育者の人格的徳性の一つである。日常の教育活動において教育者は、被教育者の背信行為に幾度となく直面し、そのつど挫折(ざせつ)感にとらわれる。しかし教育活動はその本質において、そうした教育者の教育的・人格的挫折を契機として成立する。したがって教育者は、被教育者の背信行為をもって、被教育者に対する信頼を失ってはならない。むしろ自己の挫折の集積こそ教育活動をより実りあるものとする契機と受け止める必要がある。被教育者の成長可能性に自己を賭(か)けるという冒険的行為の繰り返しのなかに、教育愛とよばれる教育者の徳性が形成される。教育愛は、自己と他者に対する不動の信頼の念と挫折の可能性を予想して成立するものである。
[田代尚弘]
『新堀通也著『教育愛の問題』(1971・福村出版)』
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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