デジタル大辞泉
                            「断口」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    だん‐こう【断口】
        
              
                        - 〘 名詞 〙
 - ① 物を切りとった面。きりくち。きれくち。断面。
 - ② 鉱物学で、鉱物の不規則に割れた面をいう。鉱物にはそれ独特の断口の模様があり、これをもとに、鉱物の鑑定や分類の手がかりがつかめる。〔英和和英地学字彙(1914)〕
 
                                                          
     
    
        
    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    断口
だんこう
fracture
        
              
                        鉱物結晶を破壊したときに現れる割れ口のうち劈開 (へきかい) 面を含まない部分。形状の特徴は,貝殻状,のこぎり状,平坦,平滑,多片状などと表現され,鉱物肉眼鑑定上の一要素として利用される。岩石の割れ口に対しても適用されることがある。劈開が多方向に完全な結晶では断口が現れにくい。
                                                          
     
    
        
    出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
	
    
  
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                    断口【だんこう】
        
              
                        へき開面以外の方向に割れた鉱物の割れ口。貝殻状(石英),平たん,多片状(繊維構造をもつ鉱物の集合体,たとえばある種の角セン石が示す木の割れ口のようなもの),鋸歯(きょし)状などがある。
                                                          
     
    
        
    出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
	
    
  
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		世界大百科事典(旧版)内の断口の言及
    		
      【鉱物】より
        
          
      …(1)比重 鉱物はその化学組成,結晶構造の相違により幅広い比重の分布がみられ,1以下より20くらいのものも存在するが,2~4の範囲のものが多い。(2)へき開,裂開,断口 鉱物を破壊した場合にその破面は鉱物ごとに異なる状態を示す。[へき開]はその鉱物の結晶方位に関係のある特定の方向に平面を示して割れる現象であり,結晶構造,化学結合などと明瞭な関係をもつ。…
      
     
         ※「断口」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 
        
    出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
	
    
  
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