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新民叢報 しんみんそうほうXin-min cong-bao; Hsin-min ts`ung-pao

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

新民叢報
しんみんそうほう
Xin-min cong-bao; Hsin-min ts`ung-pao

中国,清末に横浜で革新派 (変法派) の在日中国人が発行した半月刊の啓蒙的雑誌。光緒 28 (1902) 年1月創刊。同 33年 10月停刊,全 96号。梁啓超主筆とし,馮紫珊を編集兼発行人とする。同 27年に停刊した『清議報』のあとをうけて啓蒙のため革新思想を説き,欧米近代思想の紹介などにも努めた。ことに同 31年に『民報』が中国革命同盟会機関誌として発刊されるに及んで両者の間に激しい論争が展開された。

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世界大百科事典 第2版の解説

しんみんそうほう【新民叢報 Xīn mín cóng bào】

中国,清末の保皇派の政治機関誌。半月刊。のちに不定期刊となる。日本に亡命していた梁啓超は,自分の編集した《清議報(せいぎほう)》を1901年(光緒27)12月,100期で停刊にしたが,翌年2月,それを受けついで,《新民叢報》を横浜で創刊した。その編集には,ほかに韓文挙,蔣智由,馬君武らがあたった。記事は論説,学説,時局,政治,史伝などに分類登載され,欧米の政治経済学説の紹介,変法維新の主張,西太后の牛耳る清朝政府に対する批判を主な内容としていた。

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大辞林 第三版の解説

しんみんそうほう【新民叢報】

梁啓超を主筆にして1902年に横浜で創刊された雑誌。中国の革新と近代思想の紹介に努めた。「民報」が創刊されると、これと論争し、漸進的な改革を主張。

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世界大百科事典内の新民叢報の言及

【中国同盟会】より

…機関誌は《民報》(1905年11月~10年2月),最初,孫文の弟子の汪兆銘,胡漢民,朱執信らが健筆をふるった。反満共和のするどい主張は,ながらく進歩的言論界を牛耳ってきた《新民叢報》に代表される改良主義の論調を圧倒した。06年7月,蘇報事件の3年の刑期をつとめあげた章炳麟が来日して《民報》の主筆となると,彼の学者革命家としての名声が革命派の声価をいっそうたかめたが,彼は孫文とあわず,そのため同盟会は内部分裂を起こすことになる。…

【民報】より

…胡漢民,張継,陶成章,章炳麟,汪精衛等が編集長をつとめ,革命理論の宣伝にきわめて重要な役割を果たした。とくに,梁啓超らの《新民叢報》が,列強による分割を誘発するとして革命に反対したのに対して,革命によって分割に抗するとの理論を明らかにした。孫文の三民主義とくに民生主義の理論も,《民報》誌上の《新民叢報》との論戦で,深化され,宣伝された。…

※「新民叢報」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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