新規性喪失の例外

産学連携キーワード辞典の解説

新規性喪失の例外

「新規性喪失の例外」とは、発明内容を発表した場合でも、ある一定条件において特許申請の権利を喪失しない救済措置的な例外のことを指す。アメリカでは、発表後1年以内であれば、発明者は特許出願を行うことが出来る。また、日本では、特許庁承認を受けた団体における発表や出版であれば、6ヶ月以内は特許出願を行うことが出来る(30条適用)。

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デジタル大辞泉の解説

しんきせいそうしつ‐の‐れいがい〔シンキセイサウシツ‐レイグワイ〕【新規性喪失の例外】

特許出願時に発明の新規性が失われていても、一定の要件を満たせば、新規性があるものとして取り扱う制度特許法第30条に規定他人に発明を盗まれた場合や、発明者が学会刊行物に発表した場合などに適用される。実用新案意匠の登録出願にも同様の制度がある。→グレースピリオド
[補説]「新規性」は特許を取得するための要件の一つで、特許出願時にその発明が客観的に新しく、公然と知られていないことをいう。

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