1893年(明治26)に設立された日本体育会体操練習所を前身とする。1900年に日本体育会体操学校,41年(昭和16)に日本体育専門学校となり,49年に現在の日本体育大学となる。2016年(平成28)5月現在,東京・世田谷と横浜・健志台の2キャンパスに3学部(体育・児童スポーツ教育・保険医療)と大学院を置く。建学の精神(理念)は「體育富強之基(たいいくふきょうのもとい)」であり,「真に豊かな国家・社会を実現するためには,体育・スポーツの普及・発展を積極的に推進し,健全な心身を兼ね備えた全人格的な人間を数多く育成することが肝要」とする。スポーツ総合大学の総合大学として各種競技に多彩な人材を輩出。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けては,本大学出身のオリンピアンを70人以上出場させること,パラリンピックの指導者を養成することなどを目標とする。日体大アスリートサポートシステム(Nittaidai Athlete Support System: NASS)を組織し,医・科学,財政,研究,教育サポートの体制整備を図っている。2017年スポーツ文化学部を設置。4学部に7018人が在籍。
著者: 戸村理
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私立。源流は1891年(明治24)に日高藤吉郎(1856―1932)が「体育会」を創始し、ついで「体操練習所」を開設したことに始まるが、前身は1941年(昭和16)設置の日本体育専門学校であり、1949年(昭和24)新制大学となった。2010年(平成22)時点で、体育学科、健康学科、武道学科、社会体育学科からなる体育学部と、体育科学研究科の大学院をもつ。学校法人日本体育会が経営する体育専門の単科大学。所在地は東京都世田谷(せたがや)区深沢7-1-1。
[喜多村和之]
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