明達(読み)メイタツ

デジタル大辞泉 「明達」の意味・読み・例文・類語

めい‐たつ【明達】

[名・形動]聡明で道理をわきまえていること。また、そのさま。「明達な(の)士」

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精選版 日本国語大辞典 「明達」の意味・読み・例文・類語

めい‐たつ【明達】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 聰明で、物事によく通じていること。また、そのさまやその人。
    1. [初出の実例]「法主得明達才、今代有隗而始之誉」(出典:峨眉鴉臭集(1415頃)曇独芳住万寿)
    2. 「知識の明達なる事も」(出典:養生訓(1713)一)
    3. [その他の文献]〔漢書‐高帝紀下〕

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「明達」の解説

明達 みょうたつ

877-955 平安時代中期の僧。
元慶(がんぎょう)元年生まれ。天台宗薬師寺の勝雲のもとで出家,比叡(ひえい)山の尊意に師事。平将門(まさかど)の乱,藤原純友(すみとも)の乱で調伏の修法をおこない,功により内供奉十禅師,権(ごんの)律師となった。天暦(てんりゃく)9年9月22日死去。79歳。摂津住吉(大阪府)出身。俗姓土師。字(あざな)は直仁。号は蓮華院

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普及版 字通 「明達」の読み・字形・画数・意味

【明達】めいたつ

道理にあかるい。

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