春の雪(読み)ハルノユキ

デジタル大辞泉 「春の雪」の意味・読み・例文・類語

はるのゆき【春の雪】

三島由紀夫長編小説豊饒の海」の第1巻。昭和44年(1969)刊行。明治時代から大正時代の、貴族男女悲恋を描いた。

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精選版 日本国語大辞典 「春の雪」の意味・読み・例文・類語

はる【春】 の 雪(ゆき)

  1. 春に降る雪。散る花に見立てたり、とけやすいもののたとえに用いたりする。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「霞たちこのめも春の雪ふれば花なきさとも花ぞちりける〈紀貫之〉」(出典:古今和歌集(905‐914)春上・九)
  2. ささ(笹)の雪
    1. [初出の実例]「春の雪せいかい浪のなかで喰い」(出典:雑俳・柳多留‐三一(1805))

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デジタル大辞泉プラス 「春の雪」の解説

春の雪

2005年公開の日本映画。監督:行定勲原作:三島由紀夫による小説豊饒の海』第1巻「春の雪」、脚本:伊藤ちひろ、佐藤信介。出演妻夫木聡、竹内結子、高岡蒼佑(高岡奏輔の旧芸名)、及川光博、田口トモロヲ、高畑淳子ほか。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「春の雪」の解説

春の雪
(通称)
はるのゆき

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
春雪花清水
初演
文久3.1(大坂大西芝居)

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