朝会(読み)アサカイ

デジタル大辞泉 「朝会」の意味・読み・例文・類語

あさ‐かい〔‐クワイ〕【朝会】

朝の茶事」に同じ。
朝礼」に同じ。ちょうかい。

ちょう‐かい〔テウクワイ〕【朝会】

朝礼ちょうれい」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「朝会」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐かいテウクヮイ【朝会】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 諸臣朝廷に参会すること。また、その儀式
    1. [初出の実例]「朱云。〈略〉朝会引導。謂節会之日。命婦等引導也」(出典:令集解(868)職員)
    2. [その他の文献]〔漢書‐張敞伝〕
  3. ちょうれい(朝礼)

あさ‐かい‥クヮイ【朝会】

  1. 〘 名詞 〙 茶事七式一つ。朝の涼しいうちに催す茶事夏季の朝の六つ半時(午前七時)に行なう。朝の茶の湯朝茶
    1. [初出の実例]「歴々の衆三人ともなひ朝会(アサクヮイ)に行き」(出典咄本醒睡笑(1628)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「朝会」の読み・字形・画数・意味

【朝会】ちようかい(てうくわい)

百臣が朝廷に会する儀式。〔晋書、恭帝紀〕元煕元年春正壬辰改元す。山陵(安帝陵)の未だ(うが)たざるを以て、會せず。

字通「朝」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の朝会の言及

【朝礼】より

…軍,学校,企業など集団としての目的志向の強い組織において,一日の業務開始前に構成員が集合し,人員の確認,指揮者・責任者からの必要事項の伝達,および構成員相互の士気の鼓舞などを行う朝の行事。朝会(ちようかい)とも呼ぶ。宗教教団の勤行(ごんぎよう)や軍組織での点呼などに起源をもつと考えられるが,社会的に広まったのは学校行事としての定着をみてからであろう。…

※「朝会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android