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東京アメッシュ とうきょうあめっしゅTokyo Amesh

知恵蔵miniの解説

東京アメッシュ

東京都下水道局が提供する降雨情報に関するWebサービスで、東京近辺の雨の観測状況を5分間隔で地図上に表示する。本来は、各地区の浸水被害を避けるために、ポンプ所や水再生センターなど下水道施設の運転に必要な情報として、1999年から「東京アメッシュ」として、この降雨情報システムが導入された。01年度には、システムが更新され、精度が向上し、「『新』東京アメッシュ」としてWeb上での一般への情報提供がスタートした。台風や降雨、ゲリラ雷雨の時期などに、インターネット上で検索急上昇ワードとしてしばしばランクインし、注目を集めている。

(2012-10-26)

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デジタル大辞泉プラスの解説

東京アメッシュ

東京都下水道局が提供する降雨情報サービス。降雨情報システムとしての運用開始は1988年。2002年4月より一般向け情報サイトの運営を開始。都内各地域の降水量を観測に基づききめ細かく表示、自分の居場所行き先の天気を確認することができる。AndroidやiPhone向けのアプリもある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

東京アメッシュ
とうきょうあめっしゅ
Tokyo amesh

東京都下水道局が1988年(昭和63)より導入した降雨情報システムの呼称(登録商標)。情報対象地域は、東京都だけでなく、埼玉、千葉、神奈川など関東地方とその隣接地域まで含む。情報の一部はインターネットで一般向けに公開されており、パソコンや携帯電話で見ることができる。地図上に表わされた5分間隔で更新される観測データは、集中豪雨やゲリラ豪雨の予測・対応などに役立っている。
 路面をはじめ地表の多くがコンクリート等で覆われ、都市化が著しく進んでいる東京都では、強い雨が降ると下水があふれ、浸水被害が起きる傾向がある。こうした水害にそなえて、ポンプ所や水再生センターなど下水道施設の運転を適切に行うには、気象庁のAMeDAS(アメダス)(自動気象観測網)による1時間ごとの観測では間に合わず、より短い時間間隔の観測値のすばやい入手が必要となる。そのため東京アメッシュでは、都内に設置された約100か所(アメダスの10倍の密度)の雨量計と、2台のレーダー(多摩地区の降雨状況を観測するための稲城(いなぎ)レーダーと東京23区を観測する港区レーダー)の観測値から、雨の状況をすばやく把握し情報システムに反映させた。2001年(平成13)と2007年にシステムの大幅な増強が行われ、2012年時点では、さらなる精度向上のため、近隣自治体のレーダーや雨量計の観測値もシステムに取り込んでいる。[饒村 曜]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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