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東北横断自動車道 とうほくおうだんじどうしゃどう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

東北横断自動車道
とうほくおうだんじどうしゃどう

東北地方を南北に貫く東北縦貫自動車道を軸として奥羽山脈を東西に横断する高速道路。全長 583km。整備計画では 517km。岩手県釜石市と秋田県秋田市を結ぶ釜石秋田線(212km),宮城県仙台市と山形県酒田市を結ぶ酒田線(158km),福島県いわき市と新潟県新潟市を結ぶいわき新潟線(213km)の 3路線からなる。釜石秋田線は,東和―花巻間 11.4km(釜石自動車道)と,北上―秋田北間 122.9km(秋田自動車道)が開通しており,残る基本計画区間の一部に自動車専用道路の仙人峠道路と秋田外環状道路が供用中。酒田線は,宮城県の村田ジャンクションから山形県の月山インターチェンジまでの 83.5kmと,湯殿山インターチェンジから酒田みなとインターチェンジまでの 53.1kmが山形自動車道として供用中で,残る月山―湯殿山間 21kmには自動車専用道路の月山道路が開通している。いわき新潟線は 1997年に全通し,磐越自動車道として供用中。

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世界大百科事典 第2版の解説

とうほくおうだんじどうしゃどう【東北横断自動車道】

東北縦貫自動車道を東北地方の背骨とすれば,それに対する肋骨に当たる次の3本の高速道路からなる。全長583km。釜石秋田線は釜石~花巻~北上~横手~秋田の路線で秋田自動車道と呼ばれ,北上~秋田間107kmが開通,酒田線は酒田~山形~仙台の路線で山形自動車道と呼ばれ,79km区間が開通,いわき線はいわき~郡山~会津若松~新潟の路線で磐越自動車道と呼ばれ,その全線213kmが開通している(いずれも1997年度現在)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

東北横断自動車道
とうほくおうだんじどうしゃどう

東北地方を東西に横断する高速道路。管理は東日本高速道路。(1)岩手県釜石(かまいし)市に発し、花巻(はなまき)市―北上(きたかみ)市間は東北縦貫自動車道(東北自動車道)を重複利用、秋田市南部で日本海沿岸東北自動車道と接続し、秋田市に至る釜石秋田線(秋田自動車道)、(2)東北自動車道の仙台市から分岐し(仙台市―宮城県村田(むらた)町間は東北縦貫自動車道を重複利用、事実上は村田ジャンクションで分岐)、山形市で東北中央自動車道と、山形県鶴岡(つるおか)市で計画路線の日本海沿岸東北自動車道と接続し、酒田市に至る酒田線(山形自動車道)、(3)福島県いわき市から、郡山(こおりやま)市で東北自動車道と接続し、新潟市に至り北陸自動車道と接続する、いわき新潟線(磐越自動車道)の3路線がある。総延長は582キロメートル、全区間4車線(一部は暫定的に2車線)である。これらの路線は、地形的に隔てられていた東北地方の太平洋側、中央部および日本海側の交流を促進し、その一体化に大きな役割を担っている。また冬季の交通不便を克服し、沿線地域の生活利便の向上をもたらすものである。
 いわき新潟線は1997年(平成9)に全線213キロメートルが開通している。2011年(平成23)12月時点で、釜石秋田線の花巻市―秋田市間158キロメートル、酒田線の村田町―酒田市間137キロメートルが開通している。岩手県遠野(とおの)市―花巻市間については、国土交通大臣が整備主体となる新直轄方式で建設されている。[下保 修]

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