杵屋 巳太郎(5代目)
キネヤ ミタロウ
- 職業
- 長唄三味線方
- 別名
- 前名=杵屋 竹次郎
- 生年月日
- 明治12年
- 経歴
- 4代目岡安喜三郎の子として生まれ、のち4代目巳太郎の養子となる。明治37年5代目を襲名、歌舞伎座立三味線となる。6代目尾上菊五郎の知遇を得て、市村座邦楽部長をつとめ、長唄協会設立のために尽力した。また、数多くの作曲も手がけ代表作に「身替座禅」「太刀盗人」などがある。
- 没年月日
- 大正14年 12月14日 (1925年)
- 家族
- 父=岡安 喜三郎(4代目)
杵屋 巳太郎(6代目)
キネヤ ミタロウ
- 職業
- 長唄三味線方
- 本名
- 宮沢 賢二
- 別名
- 幼名=竹太郎
- 生年月日
- 大正2年
- 経歴
- 5代目杵屋巳太郎の養子。大正14年5代目巳太郎の死去にともない、6代目巳太郎を襲名した。14歳で市村座に出演し、昭和7年同座を退会。京阪神や北海道などに長唄杵巳会の支部を設立して同派の発展に力を注いだ。昭和29年吉左衛門と改名したが臨終に際して復名した。
- 没年月日
- 昭和29年 7月25日 (1954年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報
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杵屋 巳太郎(5代目)
キネヤ ミタロウ
明治・大正期の長唄三味線方
- 生年
- 明治12(1879)年
- 没年
- 大正14(1925)年12月14日
- 別名
- 前名=杵屋 竹次郎
- 経歴
- 4代目岡安喜三郎の子として生まれ、のち4代目巳太郎の養子となる。明治37年5代目を襲名、歌舞伎座立三味線となる。6代目尾上菊五郎の知遇を得て、市村座邦楽部長をつとめ、長唄協会設立のために尽力した。また、数多くの作曲も手がけ代表作に「身替座禅」「太刀盗人」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
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杵屋巳太郎(7代) きねや-みたろう
1937- 昭和後期-平成時代の長唄三味線方。
昭和12年11月16日生まれ。父の6代杵屋巳太郎に手ほどきをうけ,14代杵屋六左衛門,3代今藤長十郎,今藤綾子に師事。昭和31年杵屋巳太郎を襲名。40年歌舞伎座で初舞台。46年尾上菊五郎劇団音楽部に入部,48年同劇団の立三味線,平成元年音楽部長となる。平成6年芸術祭優秀賞,11年ポーラ賞。19年人間国宝。21年芸術院賞。伝統歌舞伎保存会理事。東京出身。本名は宮沢雅之(まさゆき)。
杵屋巳太郎(5代) きねや-みたろう
1879-1925 明治-大正時代の長唄三味線方。
明治12年生まれ。4代岡安喜三郎の子。4代杵屋巳太郎の養子。明治37年5代目を襲名し,杵巳派家元,歌舞伎座立三味線となる。のち市村座邦楽部長。6代尾上菊五郎のために多数の長唄を作曲した。大正14年12月14日死去。47歳。東京出身。本名は宮沢力之助。作品に「棒縛」「太刀盗人」など。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の杵屋巳太郎の言及
【身替座禅】より
…作詞岡村柿紅。作曲6世岸沢古式部と5世杵屋巳太郎。演者は山蔭右京を6世尾上菊五郎,奥方玉の井を7世坂東三津五郎,太郎冠者を初世中村吉右衛門。…
※「杵屋巳太郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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