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松原湖 まつばらこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

松原湖
まつばらこ

長野県東部,八ヶ岳連峰の北東麓,小海町にある湖沼群。群中最大の猪名湖の通称でもある。いずれも天狗岳から流出した泥流堆積物の凹地湛水して形成された。猪名湖は周囲約 2.9km,面積約 0.12km2,最大水深 7.7m。湖面標高 1123m。南東約 200mに2番目に大きい長湖があり,面積約 0.03km2。高地にあるため 12月下旬から氷結し,昭和初期までは東京から比較的近くにある代表的なスケート場であった。周辺には別荘やキャンプ場が多い。

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百科事典マイペディアの解説

松原湖【まつばらこ】

長野県東部,八ヶ岳東麓にあり,八ヶ岳火山の泥流堆積物の凹地に湛水した小湖群。狭義にはそのうち最大の猪名(いな)湖(0.12km2)をさす。猪名湖は標高1123mの高所にあり,避暑,キャンプ,スケートの好適地。
→関連項目小海[町]八ヶ岳中信高原国定公園

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世界大百科事典 第2版の解説

まつばらこ【松原湖】

長野県の東部,八ヶ岳東麓にある湖。八ヶ岳火山の一つ天狗岳が噴出した泥流のくぼ地にできた20ほどの湖沼の総称であるが,一般には最大の猪名(いな)湖を指す。猪名湖は面積0.12km2,最大深度7.7m,湖面標高1123m。大月川が桷木(たるき)池,長湖を経て注ぎこみ,東岸から排水されて発電に利用されたのち千曲(ちくま)川に入る。古来,神の湖として神聖視され,湖畔には室町初期の建立とされる松原諏訪神社がある。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔長野県〕松原湖(まつばらこ)


長野県東部、八ヶ(やつが)岳連峰東麓(とうろく)にある湖沼群の総称。一般には最大の猪名(いな)湖をさす。猪名湖の面積0.12km2。天狗(てんぐ)岳(標高2646m)の火山泥流の凹地(くぼち)にできた。カラマツアカマツに囲まれ、キャンプ・ハイキングの適地。かつてはスケート場として人気があった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

松原湖
まつばらこ

長野県中東部、南佐久(みなみさく)郡小海(こうみ)町にある湖。八ヶ岳(やつがたけ)の東北麓(とうほくろく)にあり、天狗(てんぐ)岳の火山泥流の凹地にできたもの。猪名(いな)湖、長(ちょう)湖などの小湖沼群を総称して松原湖というが、一般にはこのなかで最大の猪名湖をさす。標高1123メートル、面積0.12平方キロメートル、周囲約2キロメートル、最深部は7.7メートルで、周囲には松林などの樹林があり、オートキャンプ場、コテージや別荘地として開発されている。
 通年釣りが楽しめ、夏はヘラブナ、冬は氷上のワカサギ釣りで賑わう。以前は天然のスケートリンクとして多くの名選手を養成した。JR小海線小海駅からバスの便がある。[小林寛義]

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