格付(読み)カクヅケ

デジタル大辞泉 「格付」の意味・読み・例文・類語

かく‐づけ【格付(け)】

[名](スル)
価値地位資格などによって物や人を分類し、段階をつけること。「一流品格付けされる」
商品取引所で、標準品に対する他の銘柄の価格差を決めること。
債券の発行条件を決めるために行われる、発行会社のランクづけのこと。債券の信用度を判断する目安となる。一般的には、格付けが高いほど利回りは低くなる。
[類語]品定め品評

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「格付」の意味・読み・例文・類語

かく‐づけ【格付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物事をその価値や能力、資格などに基づいて分類し、該当する地位、身分等級などの段階を定めること。等級にあてはめること。
    1. [初出の実例]「いずれかの職級に格付しなければならない」(出典:国家公務員法(1947)三一条)
  3. 商品取引所において、特定銘柄標準となる品を定め、これと比較しながら同じ種類の他の品の等級を定めること。
    1. [初出の実例]「米〈略〉綿糸に限り標準物を以て売買契約を為し取引所に於て予め指定する同種品の格付に従ひ代品を以て受渡を為すの方法」(出典:取引所の資本金営業保証金株式手数料積立金及売買取引の方法に関する規程並仲買人免許料金額(明治二六年)(1893)一三条)

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