梅が枝(読み)ウメガエ

関連語 江戸

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「梅が枝」の解説

梅が枝 うめがえ

文耕堂ら合作の浄瑠璃(じょうるり)「ひらかな盛衰記」の登場人物
源平合戦のころ梶原源太景季の愛人千鳥は遊女となり,梅が枝を名のる。源太の出陣費用300両が必要になり,掛川の観音寺につたわる無間(むげん)の鐘の伝説をおもいだす。手水鉢(ちょうずばち)を鐘にみたててうち,無間地獄におちても金がほしいといのると小判がふってくる。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「梅が枝」の解説

うめがえ【梅が枝】

山梨日本酒。酒名は、梅を愛した創業者を偲び2代目が命名。原料米は美山錦山田錦など。仕込み水は南アルプス伏流水蔵元の「大久保酒造店」は天保3年(1832)創業。所在地は南巨摩郡富士川町大久保。

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世界大百科事典(旧版)内の梅が枝の言及

【富士太鼓】より

…なお,曲中,〈越天楽を舞はうよ……〉のあとに,〈越天楽歌物(うたいもの)〉の歌が含まれる。これは,(1)の続編ともいうべき能《梅枝(うめがえ)》や《絵馬》《絃上》中にも取り入れられるほか,能から出た地歌《梅が枝》の中や,箏組歌《梅が枝》にもとられている。【平野 健次】。…

※「梅が枝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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