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横井金谷 よこい きんこく

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

横井金谷 よこい-きんこく

1761-1832 江戸時代中期-後期の僧,画家。
宝暦11年生まれ。京都金谷山(きんこくさん)極楽寺の住職で,金谷上人とよばれた。与謝蕪村(よさ-ぶそん)の画風をまなんだとされる。諸国を旅したのち名古屋にすみ,みずから放浪奇行をかいた「金谷上人御一代記」をのこす。金谷焼とよばれる陶器もつくった。天保(てんぽう)3年1月10日死去。72歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身。法名は妙憧。別号に蝙蝠(こうもり)道人,斧叟(ふそう)。

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世界大百科事典 第2版の解説

よこいきんこく【横井金谷】

1761‐1832(宝暦11‐天保3)
江戸後期の浄土宗の僧で,のち修験者となった。絵をよくし,名は妙憧,別号は蝙蝠道人。金谷上人,金谷老人とも呼ばれた。近江国栗太郡の生れ。京都にのぼり,21歳で金谷山極楽寺の住職となった。のち諸国を歴遊し,中年になって名古屋住吉町に住して鈴木鳴門,丹羽嘉信ら文人画家と交わり,また張月樵に絵を学んだ。〈近江蕪村〉と呼ばれるほど与謝蕪村に傾倒し,山水,人物を好んで画題とし俳画も描いた。みずからの放浪の生涯を描いた《金谷上人御一代記》を残している。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

横井金谷
よこいきんこく

江戸時代後期の画家,浄土宗の僧で金谷上人と呼ばれた。幼名は早松,僧名は妙幢,号は蝙蝠道人。生涯の大部分を放浪の旅で過した。その様子は自伝『金谷上人一代記』に挿絵入りで記され,奇行に富んでいる。与謝蕪村に師事して山水画,俳画などを描く。主要作品『十八名家図』 (琵琶湖文化館) 。

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