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水上警察 すいじょうけいさつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

水上警察
すいじょうけいさつ

広くは海および河川港湾湖沼など水上における警察業務をいうが,一般には都道府県の水上警察署をさす。その警察権行使の権限が,海上保安庁と競合するので,業務調整により区域が定められ,港内,河川などにおける警察活動を原則としている。すなわち陸上の警らのほかに,舟艇警らを行い,水上交通の指導,取締り,事故の処理,水難救助密貿易・密出入国の取締り,その他海水上の各種犯罪の捜査・取締りなど,公共の安全と秩序維持にあたっている。

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デジタル大辞泉の解説

すいじょう‐けいさつ〔スイジヤウ‐〕【水上警察】

港湾・河川・湖沼などで、防犯警備・救助や船舶交通整理などを任務とする警察。

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百科事典マイペディアの解説

水上警察【すいじょうけいさつ】

主として水上における警察事犯の取締りおよび河川港湾の公共と安全の秩序維持に当たる警察活動。通常は都道府県の水上警察署がその任に当たり,海上保安庁,税関,法務省入国管理局などと密接に連携を保ち,密貿易・密出入国事犯の捜査・取締りなどにも当たっている。

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世界大百科事典 第2版の解説

すいじょうけいさつ【水上警察】

海上・河川上等,水上を管轄して営まれる警察作用。通常は,とくに都道府県警察の行う警察作用としてのものをさす。陸上の警察と異なる権限を持つわけではないが,その活動区域の特殊性から,密貿易・密出入国等の捜査や取締りに重点がおかれるなど,取締対象等の点で特徴がみられる。都道府県警察は必要に応じて水上警察署を置き(1984年10月末現在,東京・横浜等全国で8署),警備艇を用いて主として海港内外で活動している。

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大辞林 第三版の解説

すいじょうけいさつ【水上警察】

港湾・河川・運河などにおける防犯・救助・船舶の交通整理などにあたる警察。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

水上警察
すいじょうけいさつ

都道府県警察は、海、空を含む都道府県の区域全域について治安維持の責務を担っているが、海、河川、湖沼等の水上において行われる警察業務をとくに水上警察と呼称し、警察庁地域課が指導調整している。水上警察制度は、1877年(明治10)2月の河海警察規則の制定および東京警視本署(警視庁)の河海警察仮出張所の設置に始まり、同年8月、河海警察が水上警察と改称され、さらに1879年10月、水上警察所が廃止され、水上警察署が設置されてその確立をみ、現在に至っている。
 ただし、このような水上警察活動に特化した警察署としての水上警察署は、全国的に2005年ころから警察署の再編に伴う陸上の警察署との統合等が進められた結果、その数が減少している。警視庁水上警察署も、2008年(平成20)に警視庁東京湾岸警察署に置き換わった。
 2010年時点では、全国で水上警察署4署、臨港警察署3署をはじめ、主要な港湾、離島、河川、湖沼等を管轄する122警察署等に警察船舶198隻が配備され、パトロール等による警戒、警備活動や各種事件、事故の検挙、取締りにあたるとともに、訪船等による安全指導を行っている。[宮越 極]

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