…やがて平家琵琶の名手と地方の青年の恩愛を描いた短編《よもすがら検校》(1924)で認められ,26年退社して作家生活に入る。以後《沓掛時次郎(くつかけときじろう)》(1928),《瞼の母》,《一本刀土俵入》(1931)など股旅物の戯曲や《虹蝙蝠(べにこうもり)》(1930‐31),《刺青判官(ほりものはんがん)》(1933)などの時代小説で一時代を画す。とくに股旅物は沢田正二郎らの上演によって好評を博し,大衆文芸に新風をまき起こした。…
※「沓掛時次郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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