洛西(読み)ラクセイ

デジタル大辞泉 「洛西」の意味・読み・例文・類語

らく‐せい【×洛西】

都の西。京都西郊

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精選版 日本国語大辞典 「洛西」の意味・読み・例文・類語

らく‐せい【洛西】

  1. 〘 名詞 〙 みやこの西。京都の西の郊外をさす。おおよそ平安京よりも西の地、または左京よりも西の地をいう。京都を中国洛陽になぞらえての呼称
    1. [初出の実例]「洛西嵯峨八景」(出典:京羽二重(1685)一)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「洛西」の意味・わかりやすい解説

洛西
らくせい

京都府京都市西部をさす通称平安京の西という意で,洛東に対する。その範囲は明確ではないが,通常,西大路以西の鹿苑寺近辺,御室花園太秦嵯峨嵐山高雄などをさす。大原野から長岡天神にかけての西山の南部一帯を含むこともある。

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