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津具 つぐ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

津具
つぐ

愛知県北東部,設楽町北東部の旧村域。美濃三河高原にある。 1956年上津具村と下津具村が合体して津具村が成立。 2005年設楽町と合体。標高が高く,スギ,ヒノキの人工林が多い。古くから人が居住し,鞍船遺跡 (県指定史跡) には縄文時代前期の住居跡などがある。武田信玄ゆかりの津具金山は 20世紀半ばまで採掘が行なわれていた。津具民俗資料館にある山樵用具および加工品は国の重要有形民俗文化財。隣接する豊根村と長野県根羽村との境にある茶臼山 (1416m) への茶臼山高原道路が東西に通り,観光客が増加している。天竜奥三河国定公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

津具
つぐ

愛知県東部、北設楽(きたしたら)郡にあった旧村名(津具村(むら))。2005年(平成17)設楽町に合併、現在は同町の北東部を占める一地区。中央を大入(おおにゅう)川が東流する。標高は約700メートルの高原の村で、林業のほか、高原トマト、シクラメンの栽培も行われている。津具高原は天竜奥三河国定公園に含まれ、アウトドアパークの「つぐ高原グリーンパーク」がある。上(かみ)津具は江戸時代中馬(ちゅうま)街道といわれる伊那(いな)街道の宿場。東栄(とうえい)町、豊根(とよね)村とともに民俗芸能「花祭り」(重要無形民俗文化財)が伝承され、史跡も多い。津具民俗資料館は国指定の重要有形民俗文化財130点を含む山樵用具および加工品などを展示しており、近くに鞍船(くらふね)・大根平(おおねだいら)縄文遺跡(県指定史跡)がある。また、武田信玄(しんげん)が発見したという津具金山跡がある。[伊藤郷平]

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