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三等重役 サントウジュウヤク

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デジタル大辞泉の解説

さんとう‐じゅうやく〔‐ヂユウヤク〕【三等重役】

名目だけで、実質的には一般社員と変わりのない重役。サラリーマン重役
[補説]源氏鶏太の小説の題名から広まった語。→三等重役(書名)

さんとうじゅうやく【三等重役】[書名]

源氏鶏太長編小説。昭和26年(1951)から昭和27年(1952)にかけて「サンデー毎日」誌に連載。「三等重役」は流行語となった。昭和27年(1952)春原政久監督により映画化。

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デジタル大辞泉プラスの解説

三等重役

1952年公開の日本映画。監督:春原政久、原作:源氏鶏太、脚色:山本嘉次郎井手俊郎、撮影:玉井正夫、音楽:松井八郎、美術:北川恵笥。出演:小川虎之助、三好栄子、関千恵子、河村黎吉沢村貞子、井上大助、森繁久彌ほか。第7回毎日映画コンクール演技特別賞(河村黎吉)受賞。

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世界大百科事典 第2版の解説

さんとうじゅうやく【三等重役】

源氏鶏太(1912‐85)の現代小説。1951年から52年にかけて《サンデー毎日》に連載。戦後風俗を背景に,総務部長から特進した新社長と,その補佐をする人事課長のコンビを軸に,サラリーマン気質のしみついた重役の哀歓を軽妙に描く。敗戦後,占領軍による旧指導者層の追放と交替に登場した成り上がりの新指導者への風刺や自嘲が共感をもって迎えられ,この題名は流行語となった。52年東宝で映画化。またこの小説のユーモア中村武志(1909‐92)の目白三平物に受け継がれ,アイロニーは深められて山口瞳(1926‐95)の江分利満氏物へと展開する。

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世界大百科事典内の三等重役の言及

【喜劇映画】より

…コメディアンも1人で観客を動員することが困難になっていった。東宝を例にとれば,《三等重役》(1952)に始まる《社長》シリーズ(サラリーマン喜劇)と,《駅前旅館》(1958)に始まる《駅前》シリーズ(商売喜劇)は,いずれも,森繁,伴淳三郎,フランキー堺,三木のり平らを軸にした〈喜劇人総出演〉型である。そうした中で,植木等主演の《ニッポン無責任時代》(1962)は,サラリーマン喜劇に属しながら,陽気なピカレスクの輝きを見せ,異彩を放つが,シリーズ化された後続の作品は平凡なものとなった。…

※「三等重役」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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