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浜田知明 はまだちめい

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百科事典マイペディアの解説

浜田知明【はまだちめい】

版画家。熊本県生れ。東京美術学校卒。1940年中国へ従軍。1943年除隊。1949年自由美術家協会会員となる。この頃から銅版画の製作を始める。軍隊の体験を表現した《初年兵哀歌》のシリーズは,一兵士の人間としての苦悩を描き評価が高い。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

浜田知明 はまだ-ちめい

1917- 昭和後期-平成時代の版画家。
大正6年12月23日生まれ。日中戦争に歩兵として出征。戦後,関野凖一郎,駒井哲郎の手ほどきで銅版画をはじめる。昭和25年から「初年兵哀歌」シリーズを制作し,31年スイスルガノ国際版画展で次賞。35年現代日本美術展で優秀賞。戦争体験のほか,現代人の不条理・不安をテーマに作品を発表。熊本県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。旧姓は高田。本名は知明(ともあき)。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

浜田知明
はまだちめい
(1917― )

版画家。熊本県生まれ。県立御船(みふね)中学在学中に富田至誠の影響を受ける。1939年(昭和14)東京美術学校卒業後、第二次世界大戦終了まで、下級兵士として兵役につく。戦後、駒井哲郎(こまいてつろう)・関野準一郎に銅版画法を学び、56年のルガノ国際版画展出品の『初年兵哀歌(歩哨(ほしょう))』が受賞し、これに続く兵隊シリーズで、戦争体験を原点とした社会派版画に独自の孤高の地位を築く。その後、彫刻も始める。93年には大英博物館日本館で「浜田知明展」、96年には東京・小田急美術館で「浜田知明の全容展」が開催された。フランス芸術文化勲章受章(1990)。[永井信一]
『『浜田知明作品集 取引・軍隊・戦場』(1982・現代美術社)』

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