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浦里・時次郎 うらざとときじろう

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世界大百科事典 第2版の解説

うらざとときじろう【浦里・時次郎】

鶴賀若狭掾作の新内節《明烏夢泡雪(あけがらすゆめのあわゆき)》の主人公。1772年(安永1)作。浦里は親のために吉原の山名屋に身を沈めた女性。時次郎の父は田舎におり,江戸表の地頭に年貢金200両を払うような裕福な家で,家宝に小烏の名刀を持っている。息子の時次郎は浦里になじみ,年貢金を使いこみ,方々に借金をして,浦里に会えぬようになる。それを無理して山名屋へ上がり,浦里の部屋に忍んでいたが,遣手のかやに見つかり,時次郎は表へたたき出される。

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世界大百科事典内の浦里・時次郎の言及

【明烏】より

…〈下の巻〉同中庭の雪責めで浦里がせっかんされ実子の禿(かむろ)みどりがからむ愁嘆ののち,塀を乗りこえた時次郎と共に逃れる。浦里・時次郎【藤田 洋】(2)落語。新内《明烏夢泡雪》や人情本《明烏後正夢(あけがらすのちのまさゆめ)》の発端の落語化。…

【真夢】より

…上中下に分けられる。上は廓を抜け出た浦里・時次郎が,深川猿江大島への道行で,他流の曲節を巧みに用いた面白い曲節。中はその大島の森に近い慈眼寺に行き,寺の当住が時次郎の叔父なので,遺書と家宝の小烏丸(こがらすまる)の刀を頼み,その場で死のうとする。…

※「浦里・時次郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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