ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「海津市」の意味・わかりやすい解説 海津〔市〕かいづ 岐阜県南西部,木曾川,長良川,揖斐川の3河川が集まる輪中地域にある市。西部は養老山地とその裾野に広がる扇状地にあたり,東で愛知県,南西で三重県に接する。 2005年海津町,平田町,南濃町が合体して市制。古くから人が住んだ地域で,貝塚や古墳が残る。中心部の高須はかつての城下町で,江戸時代は伊勢と尾張,美濃を結ぶ交通の要地。北東部の今尾は河川交通の拠点として発展した。米作が盛んなほか,養老山地の麓などでミカンやカキなどの果樹を栽培する。油島千本松締切堤は国の史跡。市域の一部は揖斐関ヶ原養老国定公園,千本松原県立自然公園に属する。近畿日本鉄道養老線,国道 258号線が市の西部を縦断する。面積 112.03km2。人口 3万2735(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「海津市」の解説 海津市かいづし 2005年3月28日:海津郡南濃町・海津町・平田町が合併・市制施行⇒【南濃町】岐阜県:海津郡⇒【海津町】岐阜県:海津郡⇒【平田町】岐阜県:海津郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by