涌谷町(読み)わくや

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

涌谷〔町〕
わくや

宮城県中部,篦岳 (ののだけ) 丘陵の南北にまたがる町。 1889年町制。 1955年篦岳村と合体。中心地区の涌谷は,江合川にのぞみ,鎌倉時代渋谷氏が居城,その後大崎氏の一族涌谷氏,仙台藩時代には亘理 (わたり) 氏,伊達安芸が居城した古くからの城下町。北は迫 (はさま) 川,南は江合川の形成する沖積平野米作,野菜栽培のほか,畜産が盛ん。篦岳 (236m) 山頂には観音堂があり,西麓の黄金迫 (こがねはざま) には天平 21 (749) 年金を朝廷に献上したと伝えられる黄金山神社,史跡黄金山産金遺跡,史跡長根貝塚がある。 JR石巻線が通り,国道 108号線と 346号線が交差している。面積 82.16km2。人口 1万6701(2015)。

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