水源を
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宮城県北部を流れる北上川の一支流。延長約80キロメートル。源を荒雄岳(あらおだけ)(992メートル)東麓(とうろく)に発し、山麓を逆時計回りに巡って鳴子(なるこ)温泉付近で大谷川(おおやがわ)をあわせ、南東に向かい大崎平野を緩流して石巻(いしのまき)市前谷地(まえやち)で北上川に合流する。大崎(おおさき)市岩出山(いわでやま)より上流は荒雄川とよばれる。大崎平野では南の鳴瀬川(なるせがわ)と並行して流下するが、名鰭(なびれ)沼その他の湿地帯があり、流路は錯綜(さくそう)している。洪水時には本流北上川の水までが逆流するので、江合川の水を鳴瀬川へ流入させる導流堤がつくられている。近世初期までは北上川と並行して、現在の定川(じょうがわ)の流路に従って南流して石巻湾に注ぎ、戦国時代には水運も開けていた。
[青柳光太郎]
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
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