涵養(読み)カンヨウ

デジタル大辞泉 「涵養」の意味・読み・例文・類語

かん‐よう〔‐ヤウ〕【×涵養】

[名](スル)水が自然に染み込むように、無理をしないでゆっくりと養い育てること。「読書力涵養する」

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精選版 日本国語大辞典 「涵養」の意味・読み・例文・類語

かん‐よう‥ヤウ【涵養】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「涵」はひたすの意 ) 自然に水がしみこむように、徐々に教え養うこと。だんだんに養い育てること。
    1. [初出の実例]「涵養功深和気融 来源無窮」(出典:真愚稿(1422頃か)養源)
    2. [その他の文献]〔陳書‐沈烱伝〕

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普及版 字通 「涵養」の読み・字形・画数・意味

【涵養】かんよう(やう)

その心を養う。宋・朱熹〔徐子融に答ふる書、四首、四〕白、切實なる處に就きて玩索涵し、心地をしてならしめば、久しうして須(すべか)らく自ら見得すべし。

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最新 地学事典 「涵養」の解説

かんよう
涵養

mesenchyme

降水・河川水・灌漑水などの地表水が,地下水系に吸収・付加される補給過程。涵養量は水の供給源と,その水が地下水系に付加到達する容易さの物理的状態に関係する。被圧帯水層では,帯水層を挟む上下加圧層からの漏水も涵養として取り扱う場合がある。人工涵養(地下水強化)は,人工的に地下水供給を増加させること。水文循環系の中で,地下水の涵養が行われる地域を涵養域という。なお,氷河や雪渓に雪や氷が付加される現象も涵養(accumulation)といい,その過程には,降雪水蒸気凝結に加え,雪崩や飛雪による二次堆積も含む。年間を通じて涵養量が消耗量を上回る領域を涵養域という。

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