深妙(読み)シンミョウ

デジタル大辞泉 「深妙」の意味・読み・例文・類語

しん‐みょう〔‐メウ〕【深妙】

[名・形動]《古くは「じんみょう」》奥深くてすぐれていること。また、そのさま。
「所謂寸鉄人を殺す―の旨趣を見る事あり」〈逍遥小説神髄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「深妙」の意味・読み・例文・類語

しん‐みょう‥メウ【深妙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 古くは「じんみょう」 ) 奥深くすぐれていること。また、そのさま。玄妙
    1. [初出の実例]「仏法の深妙(ジンめう)は豈に暫時を得んや」(出典私聚百因縁集(1257)三)
    2. 「倩(つらつ)ら玩読して其隠微をしも味ふときには所謂寸鉄人を殺す深妙(シンメウ)の旨趣を見ることあり」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)
    3. [その他の文献]〔法華経‐方便品〕〔史記‐亀策伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「深妙」の読み・字形・画数・意味

【深妙】しんみよう(めう)

深くすぐれる。〔後漢書、天文志上、注に引くの表志〕天體を言ふ三家り。~三に曰く、渾天。~唯だ渾天なる、其のを得るにし。~深妙、世不易のなり。

字通「深」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「深妙」の解説

深妙 しんみょう

?-? 鎌倉時代,大友能直(よしなお)の妻。
承応(じょうおう)2年(1223)夫の死去直前相模(さがみ)(神奈川県)大友郷地頭郷司職と豊後(ぶんご)(大分県)大野荘地頭職をゆずられ,所領維持にあたる。のち大友親秀(ちかひで)以下の子女に配分し,文永2年(1265)ごろ90歳余まで所領の経営を後見した。通称は風早禅尼(かざはやぜんに)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む