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深沙大将 ジンジャダイショウ

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デジタル大辞泉の解説

じんじゃ‐だいしょう〔‐ダイシヤウ〕【深沙大将】

仏教守護神の一。砂漠で危難を救うことを本誓とする鬼神で、病気をいやし、魔事を遠ざけるという。像は忿怒(ふんぬ)の相をし、全身赤色で左手に青蛇をつかみ、右のひじを曲げて手のひらを上げる。「般若経」を守護する十六善神の一とする。深沙大王。奉教鬼。

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世界大百科事典 第2版の解説

じんじゃたいしょう【深沙大将】

玄奘三蔵がインドに仏典を求めたとき,途中の砂漠で出現して励ましたと伝える護法神(沙悟浄)。形像は腰衣だけ着る力士形の裸形像で,腹部に小児の顔を出現させ,首に髑髏(どくろ)の瓔珞(ようらく)をかける二臂(にひ)の立像である。左手に青蛇をつかむ像もある。大般若経の守護神として,大般若十六善神図の中に玄奘三蔵像とともに描かれる場合が多い顕教系の尊像である。単独に造像されることは少ないが,東大寺と横蔵寺(岐阜)の彫像が知られる。

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大辞林 第三版の解説

じんじゃだいしょう【深沙大将】

仏教の守護神の一。玄奘げんじようがインドへ旅した際に砂漠で彼を守護したと伝えられる鬼神。大般若経の守護神で、多聞天あるいは観音の化身とされる。像は忿怒ふんぬの相をし、左手に蛇を握り、胸に髑髏どくろの瓔珞ようらくをつけ、腹部に子供の顔を現す。

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世界大百科事典内の深沙大将の言及

【天部】より

…単独で信仰された天部像には,インド古代神話の著名な神々である吉祥天弁才天摩利支天大黒天聖天(しようてん),さらに訶梨帝母(かりていも)(鬼子母神)や韋駄天などがある。また,金剛力士や深沙大将(じんじやたいしよう)などの護法善神も天部に加えている。このうち中国から日本に至る地域で造られた四天王,十二神将の像は甲冑を着る武将像が多く,八部衆像の大部分も武将像であり,金剛力士や深沙大将は上半身裸形の力士形である。…

※「深沙大将」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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