精選版 日本国語大辞典「済度」の解説
さい‐ど【済度】
〘名〙
※観智院本唐大和上東征伝(779)「興二隆仏法一、済二度衆生一」
※平家(13C前)三「三界六道の衆生を普く済度し給へ」 〔法華経‐方便品〕 〔隋書‐高祖帝紀下〕
② 好ましくない境遇から救うこと。
※宇治橋碑(山城常光寺所在)‐大化二年(646)「大化二年、丙午之歳、構二立此橋一、済二度人畜一」
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