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減光 げんこうextinction

翻訳|extinction

4件 の用語解説(減光の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

減光
げんこう
extinction

地球大気による吸収作用で,星や太陽の光が損失する現象。星の明るさは,光の波長,観測の際の気象条件,天頂距離などによって変化する。その補正には種々の天頂距離で各波長ごとに見かけの明るさを測定して,正しい光度スペクトルを求める。

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世界大百科事典 第2版の解説

げんこう【減光 extinction】

天体からの光が観測者に達するまでに受ける減衰をいう。その原因としてまず1930年にトランプラーR.J.Trumplerによって明らかにされた星間塵による散乱および吸収によるものがある。このような減光は銀河面内でとくに大きく,暗黒星雲のないところでも1キロパーセク(=3260光年)あたり可視光で約0.3等,暗黒星雲を含むような方向では同じく3等級にも達する。この際,短波長の光ほど大きな減光を受けるので空間赤化として知られる効果を伴う。

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世界大百科事典内の減光の言及

【条件反射】より

…(1)条件反射が形成された動物で,無条件刺激なしで条件刺激のみを繰り返すと,条件反射は弱くなり消失する。これを消去extinctionという。多くの場合,時間がたつと条件反射は自然に回復する。…

【消光】より

…消光には,蛍光やリン(燐)光などのルミネセンスの強度がなんらかの作用によって減少する現象と,複屈折性の結晶板を偏光方向が互いに直交している2枚の偏光子の間に置いて見るとき,結晶板を回転していくとある特定の方位で視野が暗黒になる現象との二つがあり,前者をクエンチングquenching,後者をエクスチンクションextinctionという。 クエンチングは,(1)発光分子の有している励起エネルギーを消光物質との衝突によって失うか,(2)消光物質との衝突によって化学反応を起こしたり,発光を起こさない分子間化合物をつくるか,(3)発光分子が,非放射遷移や分解反応などによって発光を起こさない分子状態に変わる,などの方法で起こる。…

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