デジタル大辞泉 「渾渾」の意味・読み・例文・類語 こん‐こん【×渾×渾/混混】 [ト・タル][文][形動タリ]1 水がさかんに流れるさま。また、尽きることなくわくさま。「―とわき出る清水」2 物事の尽きないさま。特に、弁舌などがとどこおりなくさわやかなさま。「名論卓説、―として尽きず」〈独歩・牛肉と馬鈴薯〉3 (「渾々沌々とんとん」の形で)物の入りまじってはっきりしないさま。「―沌々たる世界」[類語]どうどう・ざあざあ・しょぼしょぼ・しとしと・ぽつぽつ・がばがば・ごぼごぼ・じゃあじゃあ・ざぶざぶ・どくどく・だらだら・淙淙そうそう・滔滔とうとう 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「渾渾」の読み・字形・画数・意味 【渾渾】こんこん 重厚。〔法言、問神〕夏(ぐか)の書は渾渾爾たり。の書は爾(かうかうじ)たり。の書は爾(がくがくじ)たり。より下る(秦)は、其の書乎(せうこ)(酷烈)たり。字通「渾」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報