どくどく(読み)ドクドク

デジタル大辞泉 「どくどく」の意味・読み・例文・類語

どく‐どく

[副]液体が勢いよく盛んに流れ出るさま。「血が傷口からどくどく(と)出る」
[類語]どうどうざあざあしょぼしょぼしとしとぽつぽつがばがばごぼごぼじゃあじゃあざぶざぶだらだら淙淙そうそう渾渾こんこん滔滔とうとうぼとぼとぼたぼたぽたぽたほろほろぽろぽろぽとぽとぼろぼろたらたらはらはらぱらぱらばらばらぽろりほたほたぽつりぽつりぽつりぽつんはらりぱらりほろりぽたりたらりちょろちょろちょろりとくとくしたたりだくだくぽとり滴る滴り落ちる垂らす垂れるこぼれるほとばしるあふれる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どくどく」の意味・読み・例文・類語

どく‐どく

  1. 〘 副詞 〙
  2. ( 「と」を伴って用いることもある ) 酒・水や血など、液体がさかんに流れ出たり、あふれ出たりするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「同時に鼻血がどくどく口から顎を伝って胸の合せ目をよごした」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前)
  3. 興奮したり不安を感じたりして胸が高鳴るさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「立ても落着ず、寐てもどくどくして、彼(あ)の事はどうじゃ、此のことは何となるよと」(出典:絅斎先生敬斎箴講義(17C末‐18C初))

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