デジタル大辞泉
「ぽつぽつ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ぽつ‐ぽつ
- [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
- ① 点が散在するさま、同類のものが散らばってあるさまを表わす語。
- [初出の実例]「ホウソウ ガ potsz-potsz(ポツポツ) ト デキタ」(出典:和英語林集成(初版)(1867))
- ② 雨などの降り始めるさまを表わす語。
- [初出の実例]「ぽつぽつと降出す気まぐれ雨」(出典:門三味線(1895)〈斎藤緑雨〉一四)
- ③ 物事がのんびり、また、少しずつ行なわれるさまを表わす語。ぼつぼつ。
- [初出の実例]「勘八、ポツポツと眠る」(出典:歌舞伎・貞操花鳥羽恋塚(1809)大切)
- 「此二三日ポツポツ草稿をつけておいた」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉六)
- ④ 物を幾つにも切るさま、連続するものを何回か中断するさまを表わす語。
- [初出の実例]「これで針金をぽつぽつやりますね」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉六)
- [ 2 ] 〘 名詞 〙
- ① 散在する斑点。
- [初出の実例]「いくら撫でても、さすってもぽつぽつがとれない」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉九)
- ② ( 前と同じである時に「
」と書くところから ) 同じであること。同前、同類であること。ぽちぽち。- [初出の実例]「『そんなら、あなたは』『ぽつぽつだよ』『なに、ぽつぽつとは』『同じくと申すのぢゃ』」(出典:歌舞伎・水天宮利生深川(筆売幸兵衛)(1885)序幕)
ぽっ‐ぽっ
- 〘 副詞 〙
- ① 湯気が立ちのぼるさま、火が燃えて炎が立つさまなどを表わす語。
- [初出の実例]「あたまからぽッぽッとゆげをたてて」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前)
- ② あつくなるさま、徐々に温かくなるさまを表わす語。
- [初出の実例]「雪のなかに晒(さら)してゐる面や耳がポッポッとほてってくる」(出典:火事の夜まで(1923)〈今野賢三〉)
- ③ 鳩の鳴く声を表わす語。
- ④ 汽車が煙を出して走るさまを表わす語。
- [初出の実例]「汽車がポッポッと煙を吐いて走るのが」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の人生観)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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