酷烈(読み)コクレツ

デジタル大辞泉 「酷烈」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「酷烈」の意味・読み・例文・類語

こく‐れつ【酷烈】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) きわめてはげしいこと。きびしくはげしいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「月氏香久薫、表幾時之酷烈」(出典朝野群載‐一三・康平六年(1063)一〇月二六日・対策文)
    2. 「この若者には、この職は酷烈すぎるようであった」(出典:王城の護衛者(1965)〈司馬遼太郎〉)
    3. [その他の文献]〔書経疏‐胤征〕

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普及版 字通 「酷烈」の読み・字形・画数・意味

【酷烈】こくれつ

残酷ではげしい。〔史記、酷吏伝論賛〕(しつと)より杜にいたる十人なる、此れ皆烈を以て聲(な)を爲す。~慘なりと雖も、斯(すなは)ち其の位に(かな)ふ。

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